２通の手紙

社会人になるまで、身内も含めて人の死に触れたことは葬式ぐらい。祖父母だけ。子供の頃で記憶もうっすらとしかない。

最近でいえば、東北の震災3日後に祖母を
去年の秋に、26年お世話になっていた美容師さん
今年は夏に義父が亡くなった

義父が亡くなり、早２ヶ月
まだ落ち着かないし、まだいる気がしてならない
告知から入院して旅立つまで、出来ることはできたかなって。
嫁がほとんどやってくれたが、自分は何も出来てなかったような気がするし、何かできたのかなって思う。
ご近所さんから、嫁と実家に帰ることを楽しみにしていた話を聞くと、涙がでる。少しでも良いことができたのかなって。



今日は去年亡くなった美容院の奥さんに髪をカットしてもらった。何でも話せるオヤジさんだったので、相談事や大人に聞けない事もたくさん聞いた。
病気の話を聞いた時は落ち込んだし、亡くなって一報をもらった時はショックだった。また店に来るよって言ってから1ヶ月して容態が悪くなり、旅立った。
最後にまた顔見たかったなぁ。

お店でカット後に、手紙をもらった。
オヤジさんのと、奥さんの。
お礼の言葉と嫁をよろしく、今までの感謝の言葉とこれからも頑張りますって。



人には寿命があるし、突然亡くなる事もある
接する事ができただけでも、話をできただけでもいいと思う事もある。いい気持ちで送り出す事がすごい大事なんだなぁとホントに思う。
知人でも葬儀に参加できなかった人も、いるが、感謝の言葉しかない。これから悲しみに触れる事も増えるだろうけど、悲しみだけでいいとは思わない。それは故人も望んでないだろうなって。

メンタル強くしなきゃー！
４０歳過ぎていろいろ考える歳になってきました。