衝撃の第二弾 シャブ男

以前のカチ子に引き続き、衝撃を覚えた彼　シャブ男。

都営バスで、一番後ろの席に座ってゆったりと外を眺めていた時に異様な臭いを感じた。
二つ前方の席にスーパーのポリ袋を抱え、座ってきた。
何かを必死に食べている坊主頭のおじさん。隣りにはぐっすり寝ている幸せな女の子。

おじさんは何かを必死に食べている。
このニオイ…　

スイカ！！！？


スイカ？？？よほどのスイカ好きに違いない。バスの中で食べるぐらいだ。
食べ終わりっぽくて、赤い部分がほとんど見えなくなっていた。
志村けんが食べてたサイズ、結構でかい。臭う。

それでもおじさんはペースを変えず、シャブシャブシャブシャブ
赤い部分がなくなってもシャブシャブ
隣りの女の子が起きてもシャブシャブ
ポリ袋の中にはまだスイカがある。

あまりの臭いに怒りが込み上げてくるわけもなく、笑いが込み上げてきた。
奥さんと並んで座っていたので声に出ない笑い、必死に耐える。
ゲラゲラゲラゲラ、笑いまくる。

降車するのに通りすぎてもシャブ男はシャブシャブ。
後はどうなったか、わからない。
あんなに声を出さず笑ったのは久しぶり




シャブ男、凄い奴だ