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もう8月は夏後半戦 [仕事現場!!]

今年は暑い

毎年言ってるが、言うだけでストレス発散



先月の下旬に各都道府県では高校野球県大会があり、炎天下で野球やってた。
学生も大変だし、応援席もいい暑さになり試合も熱くなりますね。


ですが、高校野球のカメラをやった事のある者から言うと、カメラマンってハードワークなんですよ。もちろん条件によってかなりちがいますが。

県予選が始まって会場によっては1日4試合開催なんて事もあります。決勝に向かって減っていくので、楽にはなっていきます。台風で日程変更したりすると、ハードスケジュールに移行します。

同じカメラで4試合やることは、まずないのですが、3試合ぐらいは普通にあります。そのなかでも、ずっと太陽に当たる場所を担当すると、日に日に黒焦げになります。局によって、ダイジェスト用で2試合まで収録し、3試合から生放送だったり、いろいろです。映像スタッフはスイッチャー1人、カメラは台数分の人数、カメラアシスタントは1、2人。VEが2人。VTRが1人。試合数が多いとカメラマンを数人増やして交代させ、スイッチャーできるカメラマンに交代。だいたい3試合やる事が多いかな。



テレビ見ている人に解りやすく言うと、こんなんかなー?

1CAMはPCサイズを撮るカメラ。ピッチャーの後ろからバッターも映るサイズ。投球するときによく映る。

2CAMは内野席の上、1塁ベンチからややセンター側にいるカメラ。俯瞰から打球が何処に行ったか映す。上から撮ってる。

3CAMはと4CAMは両サイドのベンチ横にいるカメラ。バッターボックスに入ったバッターを撮るカメラ

5CAMはバックネット裏にいて、ピッチャーの顔を撮ったりしてます。

基本的には5台だとこんな感じ、後は5CAMが応援席まで行くか、6CAM、7CAMがいて、応援席張り付きになるか。放送席あるとか、ですね。


各都道府県のテレビ局での予算規模によってかわりますが、激変しないものだし、こんなもんです。


やっぱり屋根がないとこは辛いです。
球場によって屋根なし、ちょっとだけとか。
2CAMだけ屋根ありってのが、多い気がします。県営球場がほとんどなので、そんなもんです。収録だったり、生放送だったりと、始まってしまえば蚊に血を吸われようが動けなくなります。
高校野球はイニングチェンジも早いし、CMがちゃんと入るのはいいほうで、CMスポンサーが付かないと4回からCMなしってのも、地方で経験しました。ドリンク一口飲む時間があればいいほうです。

屋根があると大分違いますが、日に当たるのは辛い。
4CAMだと3塁ベンチ横で、太陽が午前中
右後ろから、午後だと左側から。首やふくらはぎ、腕が動かせない状態のまま、焼けていきます。後ろからが辛かったです。
他のカメラはまだ正面方向から当たる事が多いので、バランスよかったりしますが、4CAMは右手が身体で影になり、左腕と日焼け具合が違ったりしてアンバランスに。首とふくらはぎは弱いので、いきなり日焼けすると体力を減少してしまいます。
すっごい、疲れます。

そんな中でもカメラマンはカメラを操作してお茶の間に届けているんです。知らない方はご理解いただけたかな?



中継車はクーラー効いてるので、スイッチャーの寒い発言は殺意さえ覚えます。クーラーが効くカメラ席、屋根あり、そんな場所あったらいいなぁ。

現場で聞く当たり前の事。
暑いので熱中症に注意して、水分補給してください。って。聞くたびに当たり前だと。結局は気合いで乗り切るのねって。
球児も暑いのでしょうが、こんだけ暑いと、そのうち死人が出るかも。

俺から言える事は、暑いから気をつけよう。水分補給してね。かな。




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